ユリイカ 2005年11月号特集文化系女子カタログ

まだ買ったばかりでほとんど読んでいないんですけど、かぎかっこつきのサブカルのなりそこないのなれの果てみたいなおれとしてはこの手の内容はいつものように楽しく読めることが期待できるので楽しみな限りです。
　
んで、特集の内容は文化系女子なんですが、ちょっと読んでいて思ったのは、おれはほんと自分大好きだ、ってなんだそれ。いや、どういうことかと言いますと、おれは男子なわけで文化系女子というのはまごうことなき他者なわけですが、だからこそ「あーこの感覚はなんかわかるなあ」とか「なるほどそう考えるのか、俺はこう思うなあ」という感じになるので、自分大好きなのです。とりあえずさっきは自分にとっての宮崎勤事件の影響とか「F1層」の人のことを考えてました。てか、自分と切り離された他人事の世界として「文化系女子とはこういう人たちのことなんですか、ほうほう」みたいな読みを求めてしまう人には向いていない本なんじゃないかな、わかんないけど、たぶん。
　
まあ何しろまだほとんど読んでいないので感想はまたいずれ。あと、ジェンダーのことを考えていたら今ふっと気づいたけど、おれはセックスが好きじゃないということをはっきりと自覚してしまった。唐突だけど。正確に言うと好きじゃなくないセックスも存在するからちょっと違うんだけどそれはいつの日か書くかも。でもはてなでそういう話書くと、わがままとかぜいたくとか見当はずれもいいところの罵倒が飛んできそうでそれを想像するだけでげんなりするから書くかわかんない。
　
そういや今日になって気づいたけど、表紙がどこか見覚えのある可愛い絵だなあと思ったらアイキューレイテンイチ。のはじめっくさんの絵だった。ちょう最高。あと、はじめっくさんのこの感想もユリイカの巻末に締めの形で載っていたらすげー面白かったのになーと思った。