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マンガ感想続きー。渡辺ペコのラウンダバウト。まことちゃんみたいな髪型にして周りが反応に困っても本人はむしろ気に入ってしまう、そんな女子中学生の真とその周囲の人々の日常をつづったマンガ。コーラスで読んでいてこれは面白いなーと思ったので単行本即購入。思春期の悩みとかそれなりに深刻なテーマも描かれたりするけれど、それでもベースには明るさというかいい意味での軽さがあって変にべたっとすることがないから軽やかに気持ちよく読める。ノリとしては小田扉とか黒田硫黄の描く世界のもうちょっと少女マンガ寄りという感覚。その辺好きな人はかなりオススメ。

ラウンダバウト 1 (クイーンズコミックス)

ラウンダバウト 1 (クイーンズコミックス)


んで、ヘルシング9巻。いい加減そろそろ最新刊出ないかなと思っていたらちょうど出た。何となくラッキー。いよいよ完結が近づいている感があって、このままちゃんと完結して欲しいなあと思いつつもちょっと名残惜しい気も。まあ、名残惜しいくらいの終わり方の方が気持ちいいしね、ってまだ気が早いか。9巻はなんと言っても少佐。例の「諸君私は戦争が好きだ」の名演説以外は俺の中でわりとどうでもいいというか狂言回しでしかないような印象があったんだが、9巻読んでがぜん少佐がカッコ良くなった。なるほど、そういうことねと納得。他の人の感想とか読んでたら、8巻の時点でこれを予想していた人もいて、お〜素晴らしい洞察だ、と感心した。何にせよ、ラストに向けて一層盛り上がってきたので1年半後(単行本刊行ペース的に)が楽しみ。

HELLSING 9 (ヤングキングコミックス)

HELLSING 9 (ヤングキングコミックス)