三国志大戦2

結局ラストスパート駆け込み英雄狙いは失敗に終わって財布と心に大打撃を喰らった。しかし英雄になれなかったからと言ってくすぶってる俺じゃない。大事なのは次の舞台でどこまで行けるか。ということで24日から稼働した三国志大戦2をさっそくプレイ…したことはしたが、鬼のような混雑でまだあまり遊べていない。はてなダイアリーのキーワードの言及グラフ見てもかなりの人数が言及しているし、待ちに待った人が大勢いることを実感。筐体と基盤の追加生産してくれれば嬉しかったけど、基盤は今まで使っていたChihiroのままだから追加生産無理だし(Chihiroはマイクロソフトとの共同開発で作られたXboxベースの基盤だったが、ライセンスが切れたとかで生産終了らしい)、少なくとも年末のバージョンアップで基盤をリンドバーグに変えるときまでは追加生産はないんだろうなあ。中古買い取り価格の時点で販売価格を大きく上回っているという話だから、供給過剰にならない程度には追加生産あってもよさそうだけど。


で、プレイした感想。基本的にはメジャーバージョンアップという感じで、ものすごく大きな変化があったという感じではない。まあ、元々のデザインがかなりよくてロングヒットしていたのだから当然と言えば当然。最大の変化としては、アイテムを装備できるようになったこと、一人用が「群雄伝」というストーリーモードになったこと、カードを一新して、1からのカードも使えるけれど、2のカードじゃないとアイテムを装備できないことだけど、どれも悪くない感じ。アイテムも使っているカードに装備できるものは比較的楽に入手できるし、それほど大きな格差を生み出す心配はなさそう。カードも普通に遊んでいればレアあたりまではわりと簡単に手に入るし。群雄伝は他の人がやっているのを後ろで見ているだけだけど、以前のように淡々とCPU戦をやるよりも間違いなく面白そうなので、対戦は苦手って人でも楽しめそう。ただ、CPUの動きがかなり賢くなっている感じなので、純初心者の人はけっこう苦戦するかもしれない。


対戦は今のところ、ロケテストのときに強いと評判だったSR曹操の魏武の大号令(武力+3が60カウント近く続く上に、曹操だけ殺せば二度がけで武力+6にできる)を主軸にした魏武デッキが流行しているらしいが、20戦ほどやってまだ遭遇していない。現在四州まで来たところだけど(一州からスタートして勝ち進んでいくと十四州まで行って、その次で中華統一という1での覇王に当たる階級になれる)、蜀と当たる率がわりと高い。SR諸葛亮の新計略、八卦の陣法を試している人がけっこう多い。


俺が現状で使っているデッキは、R姜維、R馬超、C夏侯月姫、C劉表、Rホウ統、C金環三結の馬鹿連環デッキ。魏武デッキのメタを意識したデッキだけど、実際にどこまで相性がいいかはまだ対戦していないからわからない。とりあえず象兵の金環三結が使っていて楽しい。一定距離を走ると象の前にオーラがついて、そのまま敵に突っ込むと、乱戦ダメージを受けながらガスッガスッと相手を押していく。体力を削りながら相手を押していく役割としてかなり活躍しそう。開幕端攻めで攻城を妨害する相手を遠ざけてもよし、城門に張り付いた敵を端っこに押しのけてもよし。姜維の挑発と組み合わせたり、色々と夢が広がる象兵。しかも1コスの復活持ちだから遠慮なく捨て石にできる。他のカードも、劉表ホウ統は相変わらずの計略範囲で十分使えるし、月姫は武力が2にアップして頼もしくなったし、姜維は挑発の範囲が1.1時代の広さに戻った上に募兵の能力が加わってけっこう便利。魏武メタを考えて何となくで組んだデッキにしては完成度がかなり高い予感。実際に上の方に行ったときどこまでやれるかはわからないけど、現バージョンはひたすらこのデッキでやり込もうかと思っている。しかしそれ以前の問題として混みすぎててなかなか遊べないのがしんどいなあ。1時間待ちとか体験するとは思わなかった。ダービーオーナーズクラブを超えた。まあ、斜陽のアーケードでこれだけ人気があるのはいいことだし、閑散としているよりよっぽどいいか。結果的にお金もあまり使わずに済むし。


ついでに引き自慢。2になって初のレア以上のカードが、いきなりレジェンドカード。封を開けた瞬間思わず背筋が震えて、そのまま急いでなくさないようにしまいこんだ。



横山光輝張飛。今回のレジェンドカードは横山三国志と、本宮天地を喰らうから登場しているらしい。たぶん蒼天レジェンドカードはこの先の最大の切り札として温存しているんだろうなあ。蒼天レジェンドが出る日が楽しみだ。