三国志大戦最後の闘い

何だかんだで気付いたら三国志大戦を遊ぶようになってから一年以上が経過している。いよいよ一週間後の24日には三国志大戦2が稼働開始でとりあえず一区切りとなるのだが、最近も相も変わらず飽きずにのんびりとプレイしていた。デッキはSR張遼、SRホウ徳、ジュン攸、蔡瑁楽進の神速大水計デッキで、流行の暴虐反計や隙なき反計には分が悪いがマウントからの大水計が決まると爽快で、二品維持するには問題がないから、2まではこれでのんびり遊んでいようと思っていた。


しかし、つい三日前、ホームのゲーセンで以前たまたま見かけた、正直あまり上手いとは言いがたい隙なき反計使いのプレイヤーが覇王になって証6を達成しているのを知って、俺の闘争心に火がついた。


「奴が覇王になれてこの俺が覇王に戻れないわけがない!」


覇王で証6というのが何を意味するかというと、2に移行した際にICカードを引き継ぎするのだが、そのとき、1で証6以上の覇王だと「英雄」という称号がもらえるのだ。その下は「名将」。あと、さらに上に「大英雄」というのもあるが、こっちは証500以上という気が狂ったかのようなハードルの高さ(全国で対象者は今日時点で15人のみ)なのでさすがに無理。しかし「英雄」なら頑張れば取れないこともないはず。


ということで、三日前から久々の超本気モードに突入。デッキは現バージョンの厨デッキとして名高い隙なきW反計デッキ。顔良田豊、袁劉備、ジュンイク、楽進、程イク。兵法増援。遊び心など一切なくとにかく全力でガチプレイ。使い始めた直後こそ久々の6枚デッキに慣れずに連敗したが、その後少しずつコツを掴んで、というかデッキが強いから多少グダグダでも相手が勝手に反計範囲内で計略撃ってくれたりして連勝して、さっくり一品昇格。その後一品と二品のボーダーをうろうろするも、初日の時点で武勇2300ほどまで到達。残り武勇200ちょいで昇格戦という好調な滑り出し。


二日目。前日のラストに討伐成功したときのイメージでプレイするも、最初は調子が上がらず、一品ギリギリまで落ち込む。しかしひたすらプレイして最後6連勝してついに昇格戦寸前の武勇2496まで到達。ここで勢いに乗ってそのままプレイしてもよかったが、というか今にして思えば調子いいときはそのままプレイするべきだったが、いいイメージのまま翌日に行きたかったのでそこで止めて二日目終了。公式サイトの都道府県別ランキング圏内突入。英雄の称号はもう目の前に。


     


そして今日。ここから6連勝すれば無事目標達成、と意気込むが、いきなり二品相手に連敗して武勇をごっそり持っていかれる。最悪の出だし。その後も、上位覇王に連続で当たったりして不調。ここで気持ちを切り替えるために顔良をベンチに下げてU典イ投入。機動力を下げるかわりに攻城力とマウント時の破壊力を上げる。この気分転換が功を奏してか、徐々に調子が戻り、ついに覇王昇格戦到達。昇格戦に来るのはたぶん8ヶ月ぶりくらい。俺の腕はまだ錆びついていなかったよ、ただ勝利への執念が足りなかったんだ、ママン。


一戦目、二戦目を連勝し、英雄へのマジック3に。そして次の相手は二品の蜀単。しかも名前に見覚えがある。たぶん一度当たって勝ってる。ここは油断せずきっちり勝ちたいところ。しかし、勝利の方程式の士気9からの隙なき攻勢→マウント態勢の際に、うかつにもジュンイクが相手ホウ統へのマークを一瞬おろそかにしてしまい、そこに連環の計が決まる。攻城ゾーン寸前だったので強引に押し込もうとするが、連環のせいで到達に時間がかかり、ゲージ差で敗北。昇格戦は一敗までOKだからと気を取りなおして連戦するも、次の対戦も負けて昇格戦失敗。これも二品が相手で、またしても武勇がごっそり減る。めげずに続けてプレイしたが、この後は勝ったり負けたりで、最後は連敗して武勇2300を切ったところでこれ以上続けてもハマると見て打ち切り。無念。


イムリミットは23日まで。ゴールは目の前なのにあと一歩の壁が近くて遠い。すでに心が折れそうだが、それ以上に資金面がピンチ。この3日だけで2万円以上ぶち込んだ。このペースならPS3なんて安いね。そしてもうすぐ人狼の再戦が待っていて時間的余裕もやばい。けどここでめげるわけにはいかない。どうせあと一週間、やれるだけやる。それで証6に届かなかったら俺の腕がなかったということだ。それならそれでいい。