リニアモーターガール

リニアモーターガール

リニアモーターガール

しばさんさやわかさんおすすめのPerfumeリニアモーターガール買った。りにあもーたーがーりにあもーたーがー。ピコピコたのしい。Perfumeの曲を手がけているのは中田ヤスタカって人なんだけど、この人がリミックスした「ふたりのもじぴったん(fine c’est la mix)」のmp3がもじぴったんうぇぶで落とせるので、興味持った人は落として聴いてみるといいと思う。そんで、こんな感じの曲いいねと思ったらリニアモーターガールを買っておくべきだと思う。
 
それにしてもこれやっぱアキバ系じゃないよなあ。かつての「サブカル」というくくり(さやわかさんの言葉を借りれば「太田出版的な方」)が陳腐化して勢いを失ってしまった今の状況じゃやっぱ仕方ないんだろうなあと思うけれど、こういうときこそたとえでっちあげでも新しいカテゴライズがあればなあとも思う。えーと、そうだなあ、アキバ系とりあえず借りておいて、そうね、「アキバ進化系ピコピコアイドル」とか。ダメ?ダメだよね。俺もダメだと思う。まあいいや。今思ったけど、椎名林檎の新宿系自作自演屋っていうキャッチはフックとして見事だった。それ抜きで十分売れるだけの流れはあったと思うけど、マスに浸透する段階であのキャッチはかなりポジティブに作用してた。
 
それはともかくとして、何か新しいカテゴライズを作り出せないものかなあ。マスカテゴリーがあって、年代別やジャンル別のカテゴリーがあって、それらがバラバラに閉じちゃって終わり、ってのは不健全だ。いや不健全ってのは嘘。不健全かどうかなんて知ったこっちゃない。けど、そうやって分断統治されているところをダイナミックに縦断して、なんかドーンって感じで面白さを伝えられるようなカテゴリーが欲しい。いっそこの手で作りたい。たぶん明確に捉えきれていないだけで、潜在的にそのカテゴリーにドンピシャリな人は少なからずいると思うんだけど、これなんだよ!ってのが言語化できなくてもやもやっとする。かつての「サブカル」がもっていた負の側面である差別化ゲームとは無縁なんだけど、マス向け商品じゃ飽き足らない人への何か、みたいな新しいものがあるはずなんだけどなあ。
 
それはそうと、リニアモーターガールのカードはのっちでした。
 
追記:Perfumeのキーワードから昨日のダイアリーを片っ端から読んでみた。池袋サンシャインであったイベントのレポートがいっぱいあって、アイドルオタク系の人たちはアクティブで素晴らしいなあと思った。そして、天才コメンテーターの人が例によって天才ぶりを発揮しているのを偶然発見して笑った。