ELITE BEAT AGENTS

面白いという話は複数から聞いていたが買うにはアキバで探すかネットで買うしかないよなーと思っていたらなぜか地元のゲームショップに置いてあったのでさっくり購入そして親が放置しているDS Liteをいずれ買い取る感じで借りてプレイ。おもろい。さすがに信用できる筋の人が褒めていただけのことはあった。思わず旅行先でも風邪引きながら布団に籠もってプレイしまくり。ちなみに押忍!闘え!応援団」の方は未だにやったことないが全く問題なかった。英語もそんな難しくないから普通に読めるし。


でまあ、普通にどう面白いかとかは今さら俺が書くまでもなくまた君か。のこのあたりを読めばいいと思うので、心ゆくまでうだうだとした感想を書くと、途中までは素直に面白くて気持ちよくて演出も楽しい音ゲーなんだけど、★3つになった中盤あたりから何かゲーム性がどんどん変わってくる感じ。トリッキーな譜面(って言い方は正しくないだろうけど、まあ、音ゲーだし)が増えることやゲージの減りが激しくなってミスが許されにくいことで、覚えと正確な入力がどんどん求められるのは、まあある意味当たり前ではあるんだが、★3つ後半あたりでどうにもタイミングはあってるのに叩き損ねやなぞり損ねが増えて、それも毎回同じ場所でやらかしてることでようやく気付いた。これ、視点と錯覚のゲームだ。て言うと意味わかりにくいけど、要は、ちゃんと思ったところにタッチペンを持って行ったつもりでも、その直前に見ていたところとの角度のずれで実際はちょっと外れた場所にタッチペンが行ってしまってミスになるので、そこを意識して正確に操作するゲーム。しかも、タッチペンを持った手にポインタが隠れることによる操作の遅れをできるだけ防ぐために微妙に角度をつけて画面を見ているせいで、その影響が出てしまう。そこに気付くまでは「俺の(じゃないけど)DSも反応悪くなってんのかな」とか思っていたが、意識したらそうじゃないことがわかった。特に、叩く直前にペンを軽く浮かしているときの、ペン先とマーカーの位置関係とか、そのときのペンの角度とかも錯覚の大きさに影響してくる感じ。ちゃんと図形書いて確かめたわけではないけど。


まあシューティングやっていて、あれもやっぱり視点の切り替えがかなり重要な位置を占めるゲームだなと実感していたし、他のゲームにしても多かれ少なかれ適切な視点移動は求められているからわざわざ特筆するべきことでもないのかもしれないけど、ほんと微妙な視線の角度のずれと、視点のずれ修正の遅さが露骨に死に直結するゲームってのはある意味なかなかすげーなーと思った。つうかまあプレイしてるときは再三のリトライ&捨てゲーでいいかげんムカついてるから平常心保つためにそんなこと考えてるってだけで、実は別に大した事でも何でもないのかもしれないんだが、でもまあ自分の目線をここまで意識してプレイしたゲームは初めてだ。どの角度が一番視線修正しやすいかとか考えてペンの角度色々変えたりとかやってみたし。つーかまだ風邪全然治ってなくて明日も仕事だからさっさと寝ないとダメなのに、★4つのジャミロクアイのところでこのまま挫折して寝るのが悔しくて寝れない。Divaとか言ってお前らやる気なさすぎ。どんだけヘタれるの早いんだ。くそう。


<追記>これ書いたあともう一度電源つけ直してプレイしたら一発クリアできた。でももう中指の左側が内出血してるのかとても痛くてスピンがつらくて間に合わない。そして中央下部のマーカーがほんと押し損ねしやすい。AGENTSの道は目も指もハードだ。