GWは人狼BBS三昧

モンスターハンター2はプレイ時間約50時間に達したところで、ストレスと喜びのバランスがあまりに見合っていないと判断してプレイするのをやめた。もっと早く見切れという感じだが、ひょっとしたら、という期待感もあったので致し方ない。俺にとっては見事なまでの諦めゲーだった。投げ出しポイントは逃げ回るボスを追いかけて45分かけてあと少しというところでボス→ザコ→ボス→ピヨリ→とどめのコンボで瞬殺してコントローラーを投げた瞬間でした。ほんと久々投げたぜ、コントローラー。GIジョッキーで直線最内から差そうとしたら200標識切ったあたりで全馬一斉にインに斜行してきて行き場なくしたとき以来だった。ちなみにこのときはプレステに直撃させてプレステ壊した。


そんなこんなで、ゴールデンウィーク中は人狼BBSで遊んでいた。以前から存在は知っていたが始めたのは今年に入ってからで、最初にまとめサイトや関連ログを読んだときには、何かすでにある程度煮詰まっている感じで敷居高くて入るのつらそうだなとか思っていたが、敷居の高さに見合っただけの面白さはあって、気付いたらすでに5戦ほどプレイしてた。


人狼BBSは、文字ベースでの議論でお互い激しく意見をぶつけつつゲーム内での勝利を目指しつつ、同時に勝敗とは別にいいゲームにしようと大半の人が考えていて、しかし個々人の価値観や思考は違うから齟齬も多々あり、という微妙なバランスが俺にとってはとても面白い。たぶんカードゲームの人狼とはすでに大きく性質の違うゲームになっているんだろうし、このある程度煮詰まった空気は窮屈に感じる人もいるだろうと思う。しかし実際にやってみると、煮詰まっているようでいて煮詰まりきっておらず、適度に新規参入者が来ることで絶妙な空気の循環がなされていて、ネットゲームのコミュニティとしてはほどよいバランスが保たれている感じで、ある種理想的な状態に思えた。


でまあゴールデンウィーク費やして一試合やっていたのだが、初めてゲームメイクする立場になって、できれば勝ち負けもさることながらいいゲームにしたいと奮戦していたら、普段のネット巡回をする余裕もないくらいにいっぱいいっぱいになって、終わったらほんとに疲れ切ってしまった。終了後にふと体重計に乗ったら体重が60kg台になっていて、思わず目を疑って3回体重計に乗り直した。60kg台になったのはたぶん中学のとき以来。胃に穴が開いたり熱を出したりストレスで体調を崩す人が珍しくないゲームだと分かっていたけど、自分の身で実感するとさすがに驚くね。


とは言え、それだけの負担に見合う充実感があった。ダメだったなあという部分での後悔や自己嫌悪もあるけど、それも含めて楽しかった。ある程度感情を出してそれをぶつけ合ってギスギスすることもあるけれどそこまで踏み込むこともゲームの一環として許容されているというのがたぶん性に合っているんだろう。きついこと言い過ぎたら素直に謝ればいいし、言われる分にはわりと平気だったりするから。


そんな感じで充実したゴールデンウィークでした。