戦争の夢を見る

戦争の夢を見た。コンクリートの吹きさらしの狭い建物の中で遠くに飛んでいる戦闘機を据え付けの機銃で必死に撃ち落とそうとしていた。部屋は狭く薄暗く、周りは何人か死んでいて、恐怖を感じながら必死で機銃を動かしていた。なぜか天井の上から変な液体状のものが垂れ下がってきて、そこから垂れる液体に触れた何人かが死んだ。
 
場面が変わって、どこかへと移動していた。年の近い高校生くらいの男の子としゃべっていて(つまり、俺は夢の中ではそれよりちょっと上くらいの年齢だった)、彼が同じ母校だということを知って親近感を覚えながら、てことは今だとかなりの年配だななんてことを考えていた。どうも第二次大戦あたりの時代だったらしい。ちょっと「ジパング」入っている。
 
その後どこかの建物の一室に入ると葬儀場などでかぐ花の香りがして、俺はその香りに人の死をイメージしてまた恐怖感を覚えていた。何かの検査みたいなのを受けて、どうやら戦線には出なくてすむとわかって心からほっとしていた。俺に与えられた任務は農場のようなところの近くで小麦粉をこねてパンを作ることのようだ。すぐ先のところで生地を叩いてのばしている人たちがいる。
 
ここで目を覚ました。