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はてなダイアリーを使い始めて以来、たぶん一番長い期間放置していた。前回書いたの去年だっけ?先週の東京は絶好のお花見日和でしたね。あけましておめでとうございます。


ここ数ヶ月は前にもましてQMAばかり遊んでいた。アーケードの対戦ゲーの遊び方のスタンスとして、俺の場合は大別して
「面白そうなので軽く触れてみて、面白いと思ったらそのまま続ける」
「本格的に面白く感じてきたので上を目指してやり込む」
「そろそろ自分のモチベーションの限界も見えたので少し軽いスタンスにしてまだ遊ぶ」
の三段階に分けられるのだけれど、今はまさに第二段階で、あー、久々だねーこのハマり感、というところ。




QMAに対するスタンスは去年末くらいからゲームが主、クイズが従と切り替えて、問題と解答を回収して覚えていくやり方で遊んでいる。膨大な問題を少しでも覚えて、得意なジャンル(俺の場合は芸能)を伸ばし、さらにその中でも得意な問題形式を作り、また、苦手なジャンルの補強をしていくという遊び方は、クイズというよりも、自分自身の内部にパラメータが存在する育てゲーを遊んでいるような感覚で面白い。


そのパラメータを伸ばすやり方にしても、単純に問題と答えを丸暗記しようとしても、元々の素養があるジャンルとないジャンルでは定着力が圧倒的に違って、素で得意なジャンルならグングンと伸びるのに対して、苦手なジャンルだとベースの知識が皆無のために新たに覚えた知識が点のままで、線にも面にもならずに広がりを見せないのでなかなか伸びないということが実感できる。なので、最近は中学、高校で使っていた世界史の教科書を読み始めました。チェックペンが最初の20ページくらいまでしか塗られていません。


まあ、こういう遊び方は「問題を覚えているなんてクイズじゃない!卑怯だ!」みたいな考え方をする人には好まれないだろうけど、QMAの上位プレイヤーの間ではこのスタンスが標準で、コナミ側にしてもそういった遊び方を踏まえた上でそこに新問を定期的に投入することで刺激を与えるという考え方のようで、2月のAOUで行われたコナミ主催の大会でも、解説の人が「今回は新問が出やすいように設定していますので、それをどれだけ解けるかが鍵ですね」と言っていたのが象徴的だった。


とは言っても普段のオンライントーナメントなら組分けもあるからそういったプレイヤーは上の組で戦って、もっと軽いスタンスのプレイヤーはその下の組で同じくらいの強さの人と戦うという風に住み分けもできていて、それぞれのプレイヤーのスタンスで普通に遊べるから、ゲームとしてやり込むことに興味がないような人には何ら関係のないことなんだけどね。プレイヤー全体からの人数比で言ったら、やり込んでるプレイヤーなんて5%いるかどうかくらいだから。QMA4の最後の段階では、プレイヤー登録人数が30万人(一定期間やらないと除外されるので実数はもっと多い)に対して、かなりプレイしている証である宝石賢者のプレイヤーが5000人強くらいだったので、大多数はのんびり遊んでいるだけなんだよね。余談だけど、カードで登録するゲームだとこうやって数字が見えるのはプレイヤー層のボリュームがわかって面白いね。


まあ、最近はとにかくそんな感じでQMAばかりやっていて、家でも問題と解答を整理していることが多いので、結果的にネットを見る時間が減ってしまってここもすっかり放置気味でした。