その帰り道

ラーメン屋で夕食を取る。上のようなことを考えながらユリイカの最新号を読んでいたら、つまようじ入れを床に落として豪快にぶちまける。さらに落ち込む。また店員さんがいい人で、こちらが謝っても全然にこやかに「気にしないでくださいー」とか言うものだからますますいたたまれなくなる。申し訳ない気持ちになっているときにそうした気遣いをしてもらうことに俺は弱い。